今の住居に引っ越して来て約1年半。
気づけばお風呂上がり周辺の床に、拭いても取れない白い跡がいくつか出来ていました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、100円玉くらいの大きさの染みと奥に小さい白い跡が出来ています。
住んでる所は賃貸なので、これが残ったままだと敷金が取られるんじゃ・・・!と慌てて調べたところ、どうやらこれは「水染み」で、水が飛んだ床を拭かずにいるとワックスが剥がれて出来る現象とのこと。
バスマットは敷いてあるけど、髪を拭いてる時にでも飛んだのかもしれません。
他には、こんな水染みも。
先日ゴキが出て、慌てて近くにあったキッチンハイターをかけてしまったところ、こんな大きな水染みになってしまいました(泣)
これをキレイにするためには、ワックスで上塗りすれば良いのかというとそうではなく、一旦ワックスを剥がさないといけないということが判明。
なんだか大変そうだけれど、元々出来てた水染み含め目に入って気になるので、9月の土曜日にフローリングのワックスがけをすることを決意しました!
目次
ワックスがけに必要な道具
道具は何も持ってなかったのでこれを気に、ワックスがけに必要な道具を一式揃えることにしました。
じゃん。
ワックスがけは以外と道具が必要で、後から買い忘れとかがないように色々選んでたら7アイテムも購入することになりました。
- ワックスがけ専用に設計されたリンレイ「オールワックスワイパーEX」
- よりムラなくきれいに塗るためのリンレイ「オールワックスモップ」
- ワックス剤のリンレイ「allワックス」
- ワックス剥離用にリンレイ「ワックスはがし上手」
- カーボンはがしヘラ
- ごむ手袋
- マスキングテープ18mm
リンレイ商品ばかりになっちゃいましたが、ネットで探したワックスがけの参考ブログなどを見るとリンレイ商品を使っている方が多かったので、参考までに買ってみることにしました。
リンレイallワックスとゴム手袋は最寄駅周辺のドラッグストアでも見かけましたが、それ以外は売ってなかったので、Amaoznで一括購入。費用は全部で4,000円弱だったかな。
他にも剥離に使う際の雑巾と、汗を拭くためのタオルも別途用意しました。
ワックスがけの下準備と剥離を開始
午前10時。
ワックスがけをするフローリングに置いてある荷物を片付け、まっさらな状態に。ゴミやほこりがワックスに入ると困るので、まずは床をキレイにします。
雑巾で床を拭く代わりに、クイックルワイパーのウエットシートで、フローリングを水拭きして、その後ドライタイプのフローリングワイパーで乾拭き。(掃除機が家にある人は最初に掃除機をかけた方が細かい砂粒などが取れて良いらしい。)
キレイにした床に剥離用の「ワックスはがし上手」をキャップ1杯分垂らしてみます。
1〜2分経ったら付属のスポンジでこすります。
取れてるのかな?と思うくらい何も反応がないのでとりあえず丁寧にこすります。
この時は特に目立つ反応はありませんでしたが、市販のワックスを塗ってある床は、消しゴムカスのような白い物体が出てくるので、それが剥離の目印になります。
剥離でこすった部分の洗剤を雑巾で3回水拭き。続けて乾いた雑巾で乾拭き。
どんな感じになっただろう?と確認したところ
これだけくっきり差が。剥離が出来ていました!
やり方に問題はないようで、安心して剥離を繰り返します。
そして2時間後・・・
剥離完了〜!
30分くらいで終わると思っていましたが、丁寧にやりすぎたようで2時間もかかってしまいました!ちなみに広さは4.5畳のダイニングキッチン+部屋に続く1畳くらいの廊下で計5.5畳程。
で、肝心の白い跡はというと・・・
きれいさっぱり〜!!
あんなに大きく目立っていたキッチンハイターをかけてしまった跡もどこだったか分からないくらいきれいに無くなっています。(剥離跡の写真を撮るのを忘れてしまったので、1回目のワックス後に撮影)
ワックスがけはまだなのに、この時点で既にちょっと感動です(笑)
本命のワックスがけに挑戦
いよいよ本命のワックスがけ!ということで、モップを準備。
裏はこんな感じでモフモフしています。
ワックストレイにワックス剤を入れて、モップに染み込ませます。
コツは「力を入れずに半分重ねるように塗る」と良いとのことなので、入口から一番奥の床からワックスがけ開始!
で・・・やってみた乾燥はというと、クイックルワイパーと同じ要領だから簡単で塗りやすい!剥離の時とは違って、あっと言う間にワックスがけ完了です。
使用方法の項目に「完全に乾かします(約30分)」とあるので、念のためその倍の1時間待つことに。

〜1時間後〜
ワックスをかけた所を手の甲で触れてみる・・・ベタ付かない、乾いてる!
ピカー(画像だと分かりにくいけど)
よし2回目だーーー!!!
と、意気揚々に次の準備をする私。
しかし、私は知りませんでした・・・この2回目のワックスがけがあんな悲劇を生むことになろうとは。
2回目のワックス塗り・・・そしてまさかの失敗
よりツヤを出しワックスを長持ちさせるためには、合計2回塗った方が良いらしく(初めて塗る時の話)1回目のワックスをかけた1時間後に2回目のワックス塗りに挑戦。
1回目同様、すいすい〜と進めていきます。
すると何やら白い物体が…
え・・・?何この白いの・・・
モップから出てきたのかと思い、モップを洗ったり白い物体をティッシュで拭き取りつつつ、ワックスがけをやり直すがそれでも出ててくる白い謎の物体・・・
モップが原因ではないなら考えられることはただ1つ
1回目に塗ったワックスが剥がれてる・・・?
う、嘘ーーー!
1時間でも乾燥が足りなかったなんで嘘ーーー!!!(窓は全開だった)
そして更に追い討ちをかけることが
ワックス剤が足りなくなりそう(泣)
う、嘘ーーー!!(2回目)
50ml30畳用で余裕だと思っていたワックスがなくなりそうだなんて嘘ーーー!!!
使用方法に書かれていた「かすれてきたら液を再び染み込ませてください」というやり方に沿ってやっていたのになんで足りなくなるんだろう・・・
モップに均等にワックスが付いてなかっただけで、実はまだ余裕があった?塗り方が甘かった?考えてもワックス剤は戻ってこないのだがここでプチ反省会を開始。
ワックス剤が足りない・・・足りない・・・
あと少し塗る箇所がある上に、塗ったところでカスカスしている箇所があるけどこれ大丈夫かなと思ったら
全然大丈夫じゃなかった
わああああああカピカピに固まってるーーー!
やり直し!剥離からやり直しです!!!
再度の剥離で、さっき見た白いカスがたくさん出てくるー!うわああああああやっぱりあの白い物体はワックスが剥がれた物だったんだあああああぁあ・・・
・・・
気づけば最初の剥離を初めてから約6時間が経過していました。
ワックスがけやり直しの巻
近所のドラッグストアでワックス剤のリンレイ「allワックス」を追加購入。
これ以上、無駄な失敗は出来ないのでワックスかげの方法について再度調べ直すことに。これまでの主な失敗はワックスの乾燥待ち以外の他に、ワックスのかけ方に原因があると思い動画も見まくる。
するとここで気づいたことが1つ。
私は、一列目を塗る時に一旦進んだら後ろには1cmも戻らないようにしていたけれど、多少戻りながらでも進んだ方が塗り残しもなく、ワックスを補充する機会が少ないということ。
しかも色んなワックスがけ動画を見ていると、けっこう雑にワックスを塗ってる人もちらほらいる。
とりあえず1回目のワックスがけは最初の時同様、難なく完了。塗り残しも見る限りない。
そして、問題の2回目・・・
乾かすのに何時間待とう。2時間?3時間?いや
翌日まで待とう
午前中からやり始めた剥離&ワックスがけももう夜。
ワックスが固化していなかった、なんて失敗はもうしたくない・・・!12時間以上も置けばワックスも完全に乾くだろう、と念には念を置いて一晩待つことに。
〜そして翌日〜
ワックスがけ2日目午前8時。
まさかワックスがけに2日もかけるとは思っていなかったので、早起きして泣く泣く2回目のワックスがけに挑戦。
2回目というかやり直しの2回目で計4回はやっているので、ワックスがけもさすがにこなれてきます。「失敗したらどうしよう」「丁寧にやらなきゃ」なんて心配もなくなりほぼ「無の境地」でワックスがけをかけれるようにまでになりました。
本当、失敗は人を成長させるものだなあとしみじみ(すごい疲れましたが)。
そして遂に
ワックスがけが完了。
前日の午前10時に初めて、乾かすために置いた時間を含めるとトータルで24時間ほどかかっていました。
ここまで本当に長かった〜!初心者には以外と大変で、初めての時くらい1人じゃなく経験者と一緒にできれば良かったな〜と実感。
最初は足りたなくなってしまったワックス剤も、今度は半分くらい残っていたので、最初の失敗はやっぱりワックスのかけ方に問題があったんですね。
とりあえず無事終わってほっとしましたが、次ワックスを買う時は耐久1年の「ハイプロテクトワックス 」でも良いかなと感じました。
半年に1回は床も部屋もきれいにしようと思って半年用を買ったけど、これだけ大変なら1年用が良さそう。
あと光沢具合は、2回じゃ物足りないのでもう少し欲しいかな。
ワックスがけを自分でやる際の教訓
・窓全開くらいでは30分〜1時間でワックスは固化しない(時間短縮には扇風機やドライヤーを当てる必要あり)
・ワックス剤は付けすぎても足りなさすぎてもダメ
・ワックス2回目は翌日に塗った方が無難
・動画を見て動きを確認しておくと良い
・ワックス用のモップは買って正解
・ワックス剤は1年用にしとくと楽
初心者の方にはこれらを頭の片隅にでも覚えておいてもらえれば、今回の私のような失敗や苦労はしないかな〜と。
今度は半年後に耐久1年の「ハイプロテクトワックス 」を買って再度ワックスがけに挑戦したいと思います。
あ、そういえば「はがしヘラ」は買ったのに1回も使わなかった・・・^^;
【追記】
「はがしヘラ」を1年後のワックス塗りの際に使ってみました!
「鰹節削り器か」というくらいに、古いワックスがよく取れました…!ワックスの剥離にこれ、めちゃくちゃ良いです。
この時はワックスがけも一発成功したので、再度塗り方をまとめました。良ければこちらも参考にしてみてください。
関連記事「自分でするフローリングのワックスがけ!失敗経験のある私が教えるおすすめの塗り」