北陸新幹線から見える景色として、立山連峰がよくおすすめされていますが、反対側の席では富山県から海を見ることができます。
ただ最初に言っておきますと「海を見ることができる」といっても、窓一面に青い海が見えるわけではありません。田んぼや住宅地の奥に海が見える程度でそんなに近くには見えません。
それでも、山より海が好きなら窓際のA席、是非ここを取ってみてください普通席の場合は3列+2列の配列になっていますが、この3列の方が海側となっています。
目次
かがやき号とはくたか号の違い
車窓から見える風景をお伝えする前に、東京~金沢間を直通で行ける北陸新幹線は「かがやき号」と「はくたか号」の2種類があるのはご存じでしょうか。違いは所要時間と自由席の有無です。
簡単に説明すると
▼かがやき号
・最速の約2時間半で東京~金沢に行ける
・全席指定席
▼はくたか号
・停まる駅が多く東京~金沢で約3時間かかる
・自由席がある
です。
今回は2つ目に紹介した「はくたか号」に乗って東京から金沢まで行ってきたので、その時の車窓を海が見え始める手前の新潟県の上越妙高駅を過ぎたくらいからお届けします。
車窓からの風景
▼上越妙高駅~糸魚川駅
見える山は妙高山ですかね。
新潟県~富山県の間はトンネルが多く、携帯が「圏外」になることもしばしば。そんな時は読書か寝ることをおすすめするのですが、上越妙高駅を過ぎた後は起きていてください。
長いトンネルを超えるとようやく海が見えてきます。

海―ーー!
最初に言ったとおり少し離れていますが、これでも肉眼で見るとテンションは上がります。何故なら海が好きだから〜!
▼糸魚川駅~黒部宇奈月温泉駅
糸魚川駅(富山県)に到着しました。
駅を通り過ぎてすぐに橋と川が見えてきます。
「あ、これが糸魚川?」と思うかもしれませんが、これは「姫川」です。糸魚川という川はそもそも富山県に存在しないのです。びっくりですね、私も最初は間違えました^^;
曇っていた空ですが、途中で少し晴れ間が見え明るく見えます。
横長に伸びた雲が何本も並んでいるのが印象的です。
▼黒部宇奈月温泉駅~富山駅
黒部宇奈月温泉駅に到着。
日が沈むのか、空の一番下がオレンジ色に見えます。
どんよりとした雲がなければもっときれいに見えたのかなーと思うとちょっと惜しいでが、この景色もどこか幻想的で素敵です。
北陸は曇りの日が多いですが、運が良かったら日本海に沈む夕日が見れるかもしれないので、時間を狙って切符を取るのも良いかもしれません。
海と空の風景が終わり、富山の街並みが見えてきました。
▼富山駅~新高岡
富山駅に到着。
相変わらず空はきれいです。
海は・・・というと
防音壁が続いて全く見えません泣
そして、シャッターチャンスを狙っているうちにあっという間に・・・
新高岡に到着。
そう、海は富山駅をすぎるともう見えなくなるのです。海が見える景色は駅にして4駅分で、時間にして45分くらいでしょうか。(防音壁が続く場所もあるため、実際に見える時間は半分の20分くらいかもしれません)
▼新高岡~金沢駅
海が見える景色は終わりましたが、ここまで来れば金沢駅まではあっという間なので、ここからかは海の代わりに金沢の空の景色を2枚ご紹介します。

青空と夕焼け空のコントラストがきれいです。それと少しでも晴れ間が見れて良かった~北陸は本当に曇りの日が多いので、晴れていたらとてもラッキーです。運が良ければ太陽が沈んで行く景色も見れるかもしれませんね。
金沢駅に到着。
これで昼間の北陸新幹線下りの車窓の紹介はおしまいです。金沢に行かれる方はどうぞ楽しんできてくださいね。
オマケ:晴れた日の海と空
青い・・・!(東京に戻る時に撮影した景色。座席は行きと同じA席です。)