「キャンプをするなら一度はテント泊を体験してみたい」、ということで先日長野県にある白馬グリーンスポーツの森に行ってきました。
大人になってからのキャンプは去年に続いて今年で2回目ですが、前回泊まったのはコテージ。
せっかくテントに泊まるなら「設営も自分たちでやってみよう」と今回、初心者3人がテント設営にチャレンジしてみました。
一緒にバーベーキューも楽しんできたので、ここでの体験を諸々ご紹介します!
目次
白馬グリーンスポーツの森とは
長野県白馬駅から車で5分、北アルプスの麓に広がるレクリエーション広場です。
私たちはキャンプとバーベキュー目的で行きましたが、大人はもちろん子供も楽しめるレクリエーションが敷地内に多数あります。

- 魚のつかみどり
- いかだ遊び
- 釣り堀
- テニスコート
- マレットゴルフ
- 乗馬(夏期限定)
- スカイトランポリン(夏期限定)
など、ここに来るだけで様々な遊びを体験することができます。
白馬グリーンスポーツの森に到着
まずは総合インフォーメションでチェックインを済ませます。
中にレンタルテント一式が置いてあるので、それらを持ってキャンプ場に向かいます。
2、3分ほど歩くと、林とキャンプ場にあるテントが見えてきました。
今回は自分達で設営するプランを予約していたので、ここで空き場所を探して設営します!
初テント設営
キャンプはこれで2度目なのですが、前回泊まったのはテントではなくコテージ。
初心者3人がいざテント設営にチャレンジです。
まず初めにグラウンドシートを敷きます。
その上にインナーテントを広げます。
ポールを通します。
続いてポールの端をグラウンドシートの四隅にあるクリップ部分に差し込みます。
するとインナーテントが立ち上がるようになります。
私たち初心者が最初につまずいたのはここ。
「ポールを差し込むと思うんだけど、テントの四隅にあるどれにだろ(色々ある)」「これ?いや違う…」と色々戸惑い、最終的に周りのテントを参考に設置。
四苦八苦しながらもインナーテントを立ち上げることが出来ました。
次に入口の上部にポールを差し込みます。
ペグを打ち込みテントを固定させます。
ペグは内側に斜め45度にして打ち込むと強度が増す、という情報を得たのでその通りに打ち込みます。
フライシートを被せます。
シートに覆われた入口が完成。かなりテントっぽくなってきました。
テントをしっかり張って、たるみが出ないようインナーテントの四隅にあるリングにひっかけます。
初心者的には、このリングが鬼門で、どれに引っかければ良いのかがよく分からず、またしても「周りのテント参考にしてくる!」と色々見回り参考にしました。
周りも中も人がいなくて本当に良かった〜(笑)
次にフライシートとインナーテントを接合させたり、最終調整をします。
そしてこちらが足元に敷くクッションマット。
このマットを広げてテントは完成〜!
布団代わりになる寝袋(シュラフ)。
寝転がって見える天井の景色に、これだけでテンションが上がってきます!
続いてタープを設置します。
タープとは、日避けや雨避け代わりになる布製のこの屋根ことです。
写真は既に完成図ですが、こんなにシンプルな見た目に反して設営にはかなり時間がかかりました。むずい、難しいよタープ設営。
椅子と机を設置したら、一気にキャンプっぽい雰囲気に。
そしてふと、ランタンが入った袋を見ると何やら黒いファイルが…
開いてみると
テントとタープの設営マニュアルでした。
え…?マニュアルなんてあったの…!?
まさかマニュアルがあるとは露知らず、周りのテントを見よう見まねで設営していた私たちって一体…
誰も探そうとしなかったマニュアルの存在に思わず笑いが込み上げてきました。
それでも初心者でもマニュアルを見なくても何とか設営できるということが証明されたので、次からはもっと時間を短縮して設営できそうです。(テントとタープの設営で軽く1時間以上はかかりました)

バーベーキュー開始
テントもタープも設営できたので、お次は待ちに待ったバーベーキューを開始です。
友人が持ってきたバーベーキューコンロで炭に火を点けます。
お肉!野菜!お肉!お腹の準備はもう万全です。
自然の中でやるバーベーキュー楽しい〜!
デザートには焼きマシュマロを。
何だか怪しい宗教のような、魔術を行おうとしている光景に見えるのは何故でしょう。
マシュマロが甘いので口をリセットさせるためにドリップコーヒーを1杯。
「マシュマロサンドをしよう」
とアルフォートにマシュマロを挟んで食べてみたら、これが甘いのなんのって。日本の長野県にいるのに、この時だけは気分はアメリカン。
普段やらないことやりたくなってしまうのがキャンプの力。
気のあった仲間と自然に囲まれながら過ごすと、失敗も成功も全てが楽しめてしまうから不思議です。
白馬グリーンスポーツの森は遊具も満載
白馬グリーンスポーツの森は、外に行かなくてもここだけで楽しめる遊具が盛りだくさんです。
釣り堀やいかだ遊びといった川遊びの他に、自然界のSASUKEのようなEXアドベンチャー(ミニ)や、おもしろ自動車、タイヤで出来たブランコ、ターザンロープのあるアスレチックなどがあります。
自動販売機や食堂、売店もあるのでドリンクは持参しなくてもOKです。
乗馬体験用なのかチャッピー(左)とゴールド(右)という馬もいます。
チャッピーは大きさ的にポニーなのかな?
遊具は主にちびっこ達が使っていて、大人が入り込む余裕はありませんでしたが、大人目線でも楽しそうな遊具がたくさんありました。
友達同士はもちろんのこと、家族連れのキャンプにとってもおすすめです。
白馬グリーンスポーツの森の料金
- 入場料1人50円
- キャンプ利用料1人500円
- レンタルテント:自分で設営9,800円/設営済み12,000円
レンタルテントには、4~6人用のドームテント、シュラフ(寝袋)4個、クッションマット、タープ、テーブル、椅子4つ、ランタン2つが付いています。
私達は自分で設営する9,800円のテントをレンタルしたので、1人3,266円(×3人)+入場料1人50円+キャンプ利用料1人500円で1人3,816円になりました。
4人ならもっと安く1人3,000円くらいで泊まれます。ずばり安いです!
まとめ
初めてのテント設営でしたが、四苦八苦しながらも開放感のある自然の中でのチャレンジはとても楽しかったです。
タープも含め、一から形のあるものを作るというのはとても達成感がありました。
写真には収められなかったのですが、夜中には天の川が見えるくらいのすごい星空を見る事ができ、ラッキーなことに流れ星まで見れました。
都会も好きですが、年に1回くらいは自然の中での生活を楽しむのも悪くないですね。
普段の生活では感じられない気持ちや非現実感を味わえることができるので、リフレッシュしたい人にはキャンプ生活おすすめです。
追伸:スキー場があるような山奥でのキャンプは夏場でも長袖&長ズボンは必須です。白馬グリーンスポーツの森では、夜中になると温度が20度を切ります。寒さ対策をしっかりしていないと寒くて目が覚めてしまうので気をつけてくださ〜い!(自戒の念を込めて)