「引っ越しして一人暮らしをしよう」と思っても、慣れていなかったり久々だったりすると、何から手をつけていいのか迷ってしまいますよね。
私も引越しの度に「あれっていつまでにやればいいんだっけ?他に何が必要なんだっけ」と毎回手が止まってしまいます。
なので今回は備忘録がてら、部屋探しから引越し後にやることまでを順に紹介していきます。
目次
引越し前
1.部屋探し(2ヶ月前)
インターネットや住みたいと考えている町の不動産屋さんで、希望にあった部屋を探します。
内見
良いなと思える部屋に出会ったら、不動産屋で「内見」をお願いし、部屋の内部などをチェックします。
▽持ち物
- メジャー
- カメラ
メジャーは、冷蔵庫やベッドを部屋に運べるかどうかの横幅を調べるために、カメラは部屋の雰囲気や状態を忘れないために持っていってください(スマホのカメラでもOK!)。
契約
気に入る部屋があれば即日申し込みになります(入居審査あり)。
▽必要なもの(申込み〜契約時)
- 身分証明書
- 住民票
- 収入を証明できる物(源泉徴収票など)
- 銀行の通帳(口座番号)と口座印
- 連帯保証人の承諾書
▽必要なお金(入居審査OK後)
- 敷金、礼金
- 前家賃(翌月1ヶ月分と当月分の日割り額)
- 保険料(火災保険など)
- 不動産屋に支払う仲介手数料
- 鍵の交換費用
- 連帯保証人を頼める人がいない場合は賃貸保証会社に支払う保証料
2.引越業者に見積もり(2ヶ月前〜1ヶ月前)
部屋と引越し日が決まったら、引越し業者に連絡します。
引越し業者ごとに価格やサービスが異なり、料金が大幅に変わってくるので、1社に絞らずに引越し業者を一括見積もりした方がお得になります…!
私や会社の同僚がよくやるのが、その見積もりした中から実際に数社に家に来て貰って、細かい見積もり料金を出してもらう方法です。
その時にスタッフさんの対応も確認して、他社より少しだけ値段が上がっても対応が良い会社を選ぶようにしているのですが、今の所外れはないのでこのやり方はおすすめです!
TVやラジオCMでも度々耳にする引越し侍の予約サービスなど、費用が最大50%安くなる見積もりサイトがあるので、必ず料金の比較だけはしておきましょう。
3.荷造り&不要な物の廃棄(1ヶ月前〜2週間前)
本や衣類など、仕舞っても構わない物から先にダンボールに詰めていきます。1人暮らしだと、ダンボールの数は大体10〜15箱分くらいになる人が多いです。
家電製品を新しく購入したり買い換える場合も、この間にやっておきましょう。
また、余裕があれば内見時に撮った写真を見ながら部屋のレイアウトを考えておくと、引越ししてからのインテリアの配置がスムーズに行きます。
4.各種手続き(1週間前)
- ガス会社に連絡
- 水道局に連絡
- 電力会社に連絡
- 役所に転出届けを出す
- 郵便局の転居届けを出す
- インターネットの申し込み(工事が必要そうならもっと早めに)
ガス・水道・電力会社への連絡
電話やインターネットから手続きして、引越し当日に使えるようにしてもらいましょう。連絡先は不動産会社に確認するか、インターネットで調べると出てきます。
役所に転出届けを出す
住んでいる地域の市役所に行って、転出届けを出します。すると「転出証明書」を貰えます。これは、引越し先での転入届けに必要になるので、大切に保管して持っていきましょう。
他にも持ち物として運転免許証などの身分証明書、印鑑が必要になります。
郵便局に転居届けを出す
郵便局に置いてある転居届けの用紙に必要事項を書いて提出するか、インターネットから転居の申し込みをすれば、旧住所に届けられた郵便物を新住所に1年間転送してくれます。
インターネットの申し込み
家で固定回線を使ってインターネットを使うなら、利用できるよう申し込んでおく必要があります。
引越し先のマンションで利用できるインターネット回線がある場合は工事は必要ありませんが、回線が通っていない場合は早めに申し込んでおかないと、利用できるまで数週間待つこともあるので、早めの申し込みがおすすめです。
引越し当日
- 鍵を受け取る
- 荷物の搬入を行う
- 荷ほどきをする
- ガスの開栓に立ち会う
- インターネットの工事に立ち会う(予約が取れれば)
鍵を受け取る
大家さんか管理会社から部屋の鍵を受け取ります。
荷物の搬入を行う
新居で引越し業者が来るのを待ち、荷物を搬入します。
荷ほどきをする
届いた荷物の中からまずはカーテンを探し出し、外から中が見えないように設置しましょう。
ガスの開栓に立ち会う
電気や水道は立ち会いなしで使用できるようになっていますが、ガスの開栓だけは立ち会いが求められます。引越し前にガス会社に連絡する時に、希望時間を伝えておいてください。
インターネットの工事に立ち会う
利用を申し込んでいて、工事が引越し日に予約できればこの日からインターネットが使えるようになります。
引越し後
- 役所に転入届をだす
- マイナンバーカードの住所変更手続き
- 運転免許の住所変更手続き
- その他の住所変更
役所に転入届をだす(14日以内)
引越し前に役所で貰ってきた「転出証明書」を持って役所に行き、転入届けに必要事項を書いて提出します。
この時も運転免許証などの身分証明書、印鑑が必要になるので忘れずに持っていきましょう。
マイナンバーカードの住所変更手続き(14日以内)
転入届けを出すついでに役所でマイナンバーカードの住所変更手続きを済ませます。
持ち物は、運転免許証などの身分証明書、印鑑で、通知カードの場合も同じです。
運転免許の住所変更手続き(期限なし)
引越し先の運転免許試験場、運転免許更新センター、または警察署で運転免許証の住所変更をします。
持ち物は、免許証、住民票の写し(コピー不可)、新住所が確認できるもの(新住所の健康保険証・年金手帳、新住所に届いた消印付郵便物、新住所が確認できる公共料金の領収証等)が必要になります。
変更期限は特にありませんが、しておかないと免許更新のハガキが届かなくなるので、忘れないうちに済ませておいた方が無難です。
その他の住所変更
クレジットカードなど必要なものの住所変更を済ませます。
最後に:準備は余裕を持って
引越しは思ったよりも時間と体力を消費するので、準備は余裕を持ってすることをおすすめします。
引越し当日や引越した後に「あれ忘れてた!」とならないように、やることをこまめにチェックして引越し準備を進めてくださいね。