昨年秋に北海道に行ってゴールデンカムイの聖地巡礼をしてきました。
北海道は広いので「聖地巡礼には3泊4日、出来れば4泊5日以上必要!」と言いたいところですが、最低でも2泊3日あれば主要な聖地だけでもなんとか巡ることができます。
そこで今回は、私が2泊3日で巡ってきたルートと共に思ったことなどを、備忘録がてらまとめておきます。
目次
2泊3日で巡る北海道おすすめルート
- 1日目:札幌
- 2日目:旭川
- 3日目:網走
です。
1日目と3日目は逆になっても構いません。私は札幌→旭川→網走の順番で周ってきましたが、当初は1日目に網走に行く予定でした。
しかし網走から一番近い空港は「女満別空港」で、そちらは「新千歳空港」より便が少なく満席で取ることが出来ず断念しましたが、可能なら1日目は網走に行くのもおすすめです。(直行便は東京(羽田)・名古屋(中部)・札幌(千歳)のみ)
また、+1日取って3泊4日に出来るのであれば札幌の前後に小樽、さらに+1日取れるなら登別、さらにさらに+1日取れるなら釧路方面へ行くことも可能です。
札幌と小樽は隣の市なので同日に行こうと思えば行けますが、札幌にある「北海道開拓の村」から小樽の「鰊御殿(小樽市鰊御殿)」まで移動しようとすると、高速を使っても片道1時間半かかります。

閉館時間も夕方までと早く、かなり慌ただしい旅になるので、小樽または登別にも行きたいなら+1日または2日を確保しておいた方がベターです。
では実際に、2泊3日で行ってきた場所を下記で詳しくご紹介していきます。
1日目:札幌
1日目の流れはこちら
- 10:00 新千歳空港に到着
- 10:30 レンタカーを借りる
- 12:00 開拓の村に到着
- 15:00 北海道博物館へ
- 宿泊するホテルへ
10:00 新千歳空港に到着
2泊3日だと時間にあまり余裕がありません。なので、午前中には新千歳空港に着いておくのがベストです。
また、到着フロアのトイレは混むので、可能なら着陸前にトイレを済ませておくことをおすすめします。

10:30 レンタカーを借りる
レンタカーはホテルと航空券がセットになったパックに付いていることが多いですが、付け忘れた場合などは事前に「じゃらんレンタカー」などで事前に予約しておきましょう。
その際、出発店舗に車を返す必要のない「乗り捨て」を選択するのがポイントです。北海道は広いので、札幌でレンタカーを借りて網走まで行って再度札幌に返しにいく…なんてのは2泊3日では無謀です。
ちなみに新千歳空港の、各レンタカーカウンターがある場所は、一旦空港の外にある通路に出て、壁沿いに200mほど歩いてから再度空港内に入った所にあるので、到着フロアーから少し離れています。
そこから車がある店舗までの送迎バスを手配して貰って、貸渡契約書を書いたり説明を受けていたりすると出発する頃には11時前になっていたりするので、早め早めに行動した方が良いです。
12:00 開拓の村に到着
レンタカーに乗って最初の聖地「開拓の村」へ向かいます。時間にして大体約1時間くらいかかります。

15:00 北海道博物館へ
「開拓の村」の横に隣接しているので、「開拓の村」の入場券を買う際、一緒に共通券を購入することもできます。
私は「開拓の村」へ行った後に小樽へ行こうと思っていたので買いませんでしたが、時間的に小樽へ行くのを諦めたので、「やっぱり北海道博物館の入場券も買っておけば良かった…!」と思いました。
小樽にある「小樽市鰊御殿」は閉館時間が17時と早く、秋冬に至っては16時閉館と更に時間が早まります。
なので「小樽市鰊御殿」に行くなら「開拓の村」を13時半、春夏に行くなら秋冬よりも1時間遅い14時半に遅くとも出れれば「小樽市鰊御殿」も見学出来ると思いますが、「開拓の村」をゆっくり見ることが出来なくなってしまうので、小樽へは+1日取って翌日などに行くことをおすすめします。
宿泊するホテルへ
札幌は良いホテルがたくさん揃っていますが、翌日朝に「北大植物園」へ行くなら札幌駅前のホテルがおすすめです。
私は「センチュリーロイヤルホテル」に泊まってきました。ここは朝食が全国3位を誇る美味しさなので、食べ物に目が無い方はチェックしてみてください。


2日目:札幌〜旭川
2日目の流れはこちら
- 9:00 北大植物園
- 9:45 旭川へ出発
- 12:00 お昼ご飯
- 13:00 北鎮記念館
- 15:00 北海道護国神社
- 15:30 旭川動物園
- ホテルへ
9:00 北大植物園
朝一に北大植物園へ行きます。ここは駐車場がないので、朝ごはんを食べたら徒歩で向かいましょう。
時間的に江渡貝くんの家のモデルになった「博物館」と「北方民族資料室」は見れますが、1時間弱では植物園内を全て見るのは難しいです。
「せっかくなら園内全てを見ておきたい」という場合は+1時間くらいは見ておいた方が無難です。

9:45 旭川へ出発
車で約3時間かかる旭川へ向けて出発します。
12:30 お昼ご飯
お腹が減っていたらここでお昼ご飯を取りましょう。旭川ラーメンを代表する「らーめんや天金」さんが次に行く「北鎮記念館」の近くにあります。
13:00 北鎮記念館
旭川1つ目の聖地「北鎮記念館」へ。
館内が空いていたら、無料で案内付きのガイドをお願いすることも可能です。

15:00 北海道護国神社
北鎮記念館から道を挟んで向かいにある「護国神社」へ行きましょう。

15:30 旭川動物園などへ
車で30分以内で行ける距離には「旭川動物園」「旧旭川偕行社」と「神居古潭(かむいこたん)」があります。
私は「旭川動物園」に行きましたが、「旧旭川偕行社」と「神居古潭(かむいこたん)」にも出来れば寄りたかったです。今思えば「旧旭川偕行社」は時間的にも行けたな〜!と後悔。
どこも1日で周れる距離にあるのですが、スケジュールが押すこともあるので、優先順位をつけて行けなかった場所は潔く次回に回しましょう。

ホテルへ
ここでこの日の聖地巡礼はおしまい、ホテルへ向かいましょう。
ちなみに旭川駅前の「イオンモール旭川駅」のヴィレッジヴァンガードには、野田先生のサインが飾ってあります。
駅前のホテルに泊まれば夜ご飯の帰りなどにさくっと寄れるのでおすすめです。
私は「ホテルルートインGrand旭川駅前」に泊まりましたが、こちらのホテルはコスパが良く、朝ごはんも美味しかったです。

3日目:旭川〜網走
最終日となる3日目の流れはこちら
- 9:00 網走へ出発
- 12:30 博物館 網走監獄
- 18:00 夜ご飯
- 18:45 レンタカー返却
- 19:00 女満別空港に到着、帰路へ
9:00 網走へ出発
車で約3時間かかる網走へ向けて出発します。
12:30 博物館 網走監獄
途中休憩を挟みつつも「博物館 網走監獄」に到着。入口前に「監獄食堂」があるので、お腹が減っていたらここでお昼ご飯も済ませましょう。
ここがこの旅最後の聖地となるので、じっくりゆっくり満喫してきてください。

18:00 夜ご飯
レンタカーを返す前に北海道最後の夜ご飯を食べておきましょう。
また、女満別空港にはレストランとスープカリーのお店があるので、時間が無ければそこで食べるのでも大丈夫です。
18:45 レンタカー返却
女満別空港の手前に各レンタカーの店舗があります。空港とは反対車線にあるので、見逃さないようチェックしておいてください。
19:00 女満別空港に到着
お疲れ様でした!
お土産を買って帰りましょう。
北海道聖地巡礼の際の注意事項
月曜休みが多い
札幌の「北海道開拓の村」「北大植物園」と旭川の「北鎮記念館」は毎週月曜日がお休みです。
「北海道開拓の村」だけは5月1日~9月30日のみ無休で営業していますが、それ以外は月曜休みなので、2泊3日の旅に月曜日が含まれている場合は、そこをうまく避ける必要があります。
ちなみに網走の「博物館 網走監獄」だけは年中無休なので、土曜〜月曜日の旅になる場合は最終日に「博物館 網走監獄」を組むことをおすすめします。
分かっていても北海道は広い
今回通ってきた札幌から網走までは330km以上あります。大体、東京〜名古屋間と同じくらいで、札幌から旭川に移動するのに約3時間、更に旭川から網走まで移動するのにも約3時間かかりました。
休憩しつつの移動だと更に+30分くらいはかかります。
ちょっと道に迷ったり渋滞にハマるだけで予定していた時間をオーバーしてしまうので、出来るだけ余裕を持ったスケジュールにしておいた方が無難です。
夜の女満別空港へ向かう道は暗くて怖い
「女満別空港」に向かう道は明かりがほぼない山道です。
しかも車の数も少なく、居ても地元民なのかかなり飛ばしている車が多く、レンタカーで走るのが怖かったです。
なので車慣れしていない旅行者は、可能なら1日目に「女満別空港」から網走監獄に向かい、帰りは新千歳空港から帰路に着くことをおすすめします。
最後に
2泊3日に渡って札幌・旭川・網走にある聖地を巡礼してきてました。
正直、「まだ巡り足りない…!」というのが本音ですが、2泊3日でもとても楽しめましたしご飯も美味しかったので行ってきて良かったです。
小樽や登別、釧路方面にも行きたかったのですが、それはまた次回以降に持ち越します。
休みがあまり取れないという人は2泊3日、もう少し取れそうという人は3泊4泊して北海道を楽しんできてください。
私もまた行けてない場所に行ったら追記で日記を書こうと思います。