札幌から車で移動して旭川までやってきました。
この日、宿泊するホテルは駅前にある「ホテルルートインGrand旭川駅前」。ビジネスホテルなのでそんなに期待はしていなかったのですが、朝食は美味しく、きれいで広い大浴場もあるので「また利用したい!」と思えるホテルの1つになりました。
ビジネスホテルでこんなに美味しいと思える朝ごはんは中々なかったので、備忘録がてら色々とホテルの紹介をしていきます!
目次
3階でチェックイン
まず最初に、エレベーターで3階に上がってきてチェックインを済ませます。
宿泊した日はハロウインシーズンだったので、受付にはハロウイン仕様のぬいぐるみ達がいました。受付は殺風景なホテルが多い中、こういうちょっとした所で季節を感じられるのは嬉しいですね。
よく見ると右のぬいぐるみはローソンでお馴染みの「ポンタ」です。
「何でここにポンタが…?」と思ったら、ホテルルートインではPontaポイントを貯めることができるんです。カードを持っている人には嬉しい特典ですね。
早速、部屋へ
客室シングルルーム
こちらが今回泊まるシングルの部屋。
写真だと少しこじんまりしているように見えますが
ソファがあったりスーツケースを広げられる余裕もあるので、個人的にはちょうど良い広さです。
ベッドに寝転がってテレビを見るのにも快適で、「1人暮らしの1Kの部屋で、こういう部屋も良いな…」と思えました。
冷暖房完備ですが毛布も用意されており、スリッパはちょっと良い物に見えます。
リセッシュとハンガーも用意されており、夜ご飯にジンギスカンを食べに行って煙まみれになっても匂いを消すことができます。

加湿器があるのも嬉しい。
カーテンを開けると、目の前には旭川駅が広がっていました。
今まで駅近のホテルに泊まったことはあっても、駅の正面が見える部屋に泊まったことはなかったので、ちょっとこれだけで嬉しくなってしまいました。
お風呂やトイレ周り
バスルームも部屋同様、1人暮らし用くらいのこじんまりとした広さですが、きれいに清掃されています。
写真には写せていませんが、手前にはトイレがあります。
鏡周りには歯ブラシなどの基本アメニティがあり
ドライヤーはビジネスホテルでは珍しいパナソニック製でした。
昨日泊まったホテルでもそうだったのですが、北海道のホテルではパナソニックのドライヤーが主流なんですかね。
個人的には家でもパナソニックのドライヤーを愛用しているのですが、翌日の髪の質感がパナソニックのドライヤーと他社では違う気がするので、ドライヤーがパナソニックで嬉しかったです。
その他
部屋のキーはカードタイプ。電気のボタンは入り口入ってすぐにあります。
3階には朝食、17階には天然温泉「旅人の湯」という大浴場もあります。
部屋にあるバスタブは狭いので、お風呂は広い大浴場に行った方がリラックスできると思います。私も行きましたが気持ち良かったので行って良かったです。
大浴場の手前には、鍵つきのミニロッカーもあったので財布を持ってお風呂に行く場合でも安心です。
部屋にはWi-Fiも完備されており、速度も普通で、途中に途切れることなく快適に使えました。
また、部屋着についてですが、私は大抵ホテルに置いてあるのを使うのですが、それがここでは見当たらない…「ど、どこにある…?もしかして置いてない…!?」と思ったらベッドの脇の棚にありました。
「え…こんな隅っこに追いやられて、もしかして使う人少ない…!?」と思いましたが、エレベーターで出会った大浴場に向かうであろう人達は着ていたので、そんなことはなさそうです。
その他のものは大体分かりやすい場所に置いてあるのですが、部屋着だけは何故か分かりにくい所にあるので、部屋着を着たい人はちょっと記憶の片隅くらいにこの事を覚えておいてください。
朝食はビジネスホテルと思えないクオリティ
朝食は受付(3階)のすぐ隣にある、レストランで食べることができます。
内装はウッド調でとってもお洒落。
温かみと落ち着きを感じる空間で、ビジネスホテルのレストランということを忘れるくらいです。
中央のエリアにはソーセージや、かにクリームコロッケなどの揚げ物に
鮭とブロッコリーのグラタンなどの洋食から
手作り豆腐を初めとした和食メニュー
ご飯のお供となるキムチ、たこわさび、ザーサイ、梅干し、青かっぱ
温泉卵にたらこ
ほっけの幽庵焼きとサバ味噌煮や、納豆など、目移りする朝食メニューが用意されていました。
中でも驚いたのは、北海道発祥のスープカレー!
北海道産のゆめぴりかと一緒に食べることができます。
スープカレーは「今回は食べに行く時間がない」と諦めていたのですが、まさかホテルの朝食で用意されているなんて…!
手作り豆腐といい、スープカレーといい、ウッド調の店内にマッチした、ビジネスホテルとは思えないとても温かみのあるメニューが用意されています。
また、サラダバーは隣奥の机にあり
プチトマトやかにかま、オクラ、シーチキン、スライスされた玉ねぎなどが用意されていました。
お好みでアーモンドスライスやフライドオニオンをかけることもできます。
隣にはカットフルーツや、クレームブリュレによく似たカタラーナというデザートも。
ヨーグルトは嬉しい北海道産です。
パンケーキやグラノーラも用意されており、あらゆる朝食を楽しむことができます。
写真を撮るのを忘れましたが、反対側にはクロワッサンやデニッシュなどのパンも用意されていたので、朝はパン派な人も米派な人も十分満足できるメニューが揃っています。
そして、なんとオムレツの実演コーナーまでありました!
具はチーズ、ロースハム、ミックスベジタブルから自由に選ぶことができます。
横には大きなホタテも。出来立ての物が食べられるのってやっぱり嬉しいですよね。
ドリンクコーナーには通常のソフトドリンクの他に、私も大好きな北海道限定のソフトカツゲンもありました。
飲食スペースで実食
こちらが飲食スペース。ぱっと見、ここからの景色はお洒落なカフェのようにも見えます。
おかわりすることを考えて、第1弾プレートは洋食をメインに選んでみました。
どれも美味しいのですが、オムレツが特に美味しかった〜!
具は迷って「全部入れ」にしたのですが、これが想像以上にマッチしています。
昨日、札幌のホテルで食べた実演オムレツも美味しかったのですが、「え…北海道のオムレツってどこもこんなに美味しいの…?」と驚くくらいに美味しいです。
最後まで迷ったのですが、具でミックスベジタブルを抜かなくて良かった…野菜すらも美味しく感じてしまう北海道クオリティの食材はとてつもないです。
そして第2弾は和食中心のご飯。
昨日までの2日間、お米を全く食べていなかったので久々の和食はレストランの雰囲気と相まってとても癒されました。
写真をとり忘れましたが、この後どうしても食べたかったスープカレーを別皿にひとすくい。
やっぱり美味しかったけれど、もっとがっつり食べたかった…!というのが本音のところ。
大好きなソフトカツゲンを3杯おかわりしたこともあり、お腹がもういっぱいでスープカレーをがっつりどころか、パンやデザートも食べれず終い。
数年前に食べた富良野の朝ごはんが美味しかった記憶はあるのですが、「北海道の朝ごはんってこんなに美味しかったっけ?」と思えば、ここ「ホテルルートインGrand旭川駅前」は「じゃらんアワード2018泊まってよかった宿」の朝食部門で見事大賞を受賞していることが判明!
ビジネスホテルなのに、こんなにも朝食が美味しいのにも納得です。
駐車場の場所
最後に車で来た人のために、駐車場の場所を簡単に説明します。
ホテルの前にバス停がありますが(写真右下)、そこを超えてすぐ左側のところにホテルの駐車場はあります。
夜に撮影したのがこちら。
バス停を超えたらすぐに左折してください。係の人がいるのでその人の誘導にしたがって停車すればOKです。
夕方に着いたので満車の心配をしていましたが、176台停めれることもあり(ハイルーフ32台/ミドルルーフ56台/普通車88台)特に問題なく停めることができました。
ホテルルートインGrand旭川駅前のまとめ
最初は「利便性が良くて、なるべく安めで、朝食がまあまあ美味しいホテルならどこでも」と思ってここに決めましたが、泊まってみると、ビジネスホテルとは思えない快適な時間を過ごすことができました。
後から知ったのですが、ルートインの中でも「Grand」とついているホテルは、広めの客室やレストランの充実など、普通のルートインのホテルよりもハイグレードな設備とサービスが提供されており、宿泊する人が快適に過ごせる工夫がされているそうです。
朝食のレストランは個人的にも「こういう雰囲気のお店やカフェが近所に1件欲しい…こんなお店が近くにあったら最高」と思えるほど居心地が良かったので、「お手頃な料金で朝食は美味しいホテルに泊まりたい」と思っている人にはおすすめしたいホテルです。
それと1階には、北海道といえば!なコンビニ「セイコーマート」も入っています。
「旭川でのホテル探しどうしようかな」と今現在お探し中の方は、「じゃらんアワード2018泊まってよかった宿」の朝食部門で見事大賞を受賞しているここ「ホテルルートインGrand旭川駅前」に泊まってみてはどうでしょうか。
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