キャンプのついでに毎年何かしらのアクティビティに挑戦しているのですが、今回は前から興味のあったSUPに初挑戦してみました。
場所は、綺麗な水の青さが特徴の群馬県四万湖(しまこ)。備忘録としてSUPの体験記をまとめたのでご紹介していきます。
目次
そもそもSUPとは
SUPとはStand Up Paddleboarding(スタンドアップパドルボード)の略で、サーフボードの上に立って海や川などの水面をパドルで漕ぎながら進むハワイ発祥のスポーツです。
初心者でも楽しめることから、近年ではダイエットや美に敏感な女性の間ではSUPヨガなるものも話題になっています。
四万湖でSUPに初挑戦
今回SUPを体験する場所は群馬県のみなかみ町にある、関東屈指の透明度とブルーウォーターが見られる「四万湖(しまこ)」。
場所は中之条ダムの近くで、友人宅から1時間弱で着く予定がお盆休みの影響か車が多く、1時間半かかっての到着となりました。
時間に間に合うか間に合わないかの瀬戸際で朝からハラハラしましたが、結果はぎりぎりセーフ。
着替えて、早速SUPに挑戦です。
当日の簡単な流れ
- 更衣室で着替え、ツアーの流れについて説明を受ける
- パドルを持って入湖ポイントへ
- 入湖して乗り方や操作方法を受ける
- サーフボードに乗ってSUP体験開始
- 陸に戻り体験終了
- 着替えて解散
いざ入湖
サンダルを履いた状態でサーフボードに乗り(座った状態)、四万湖へ入湖します。
事前に見たSUPの写真では、みんな裸足で乗っているような気がしたので「サンダルを履いたままでもSUPっていけるんだ」と思ったら、なんとサーフボード上部にサンダルを挟んでおける紐が縫い合わせてありました。
拡大しないと分かりづらいかもしれませんが、慣れた人々はここにタオルなどの必要な物を全て挟んでおくそうです。
なので最初はサンダルを履いたまま入湖し、サーフボード上で裸足になります。
そのままパドルの簡単な操作方法を受け、いざ湖奥へと前進していきます。
四万湖の奥へ
座った状態のままパドルを左右交互に漕ぎ湖の上を進みます。
体制は「正座で体育座りでもリラックスできる体制なら何でも良いよ」と言われたので最初は体育座りでやってみたのですが、足が邪魔でパドルが漕ぎにくかったので、最終的に正座に落ち着きました。
そして、少し慣れてきたところで今度はサーフボードの上に「スタンドアップ」です。
楽しみな反面「お、落ちたらどうしよう」というスリルと緊張感があります。
ドキドキしながら手をサーフボードの上に着きながらゆっくり立ち上がると…いけたー!
かなり不安定だけどいけたー!!(写真は余裕の友人)
サーフボードの「中央」に立つのがベストなのですが、ちょっと前に出たり後ろに行ってしまうだけで不安定になるので、緊張が取れるまで少々時間がかかりました。ですが半分くらい進んだ時には大分慣れて、周りの景色を楽しむ余裕が出来てきました。
川の上流に入ってしまう折り返し地点では、サーフボードから降りて川遊びもしたのですが、「ボードから落ちる…!」という緊張感から解放され、SUPに乗っている時以上にはしゃいでしまいました。
でもこの時間があったおかげでSUPに乗った時の緊張感がかなり無くなったような気がします。
帰りのルート
帰りは通ってきたルートをそのまま戻るのではなく、行きでは難易度の高かった、太い幹で出来たトンネルをくぐってみたり、葉っぱと葉っぱのちょっとした隙間を通ってみたりと、ちょっとした探検気分を味わいました。
インストラクターの方が誘導してくれるのですが、サバイバル中の藤岡弘、さんに遭遇してもおかしくないような場所をSUPで漕ぎ進み、中々の非日常感を味わいました。
そしてかなり慣れてきて「もうちょっと乗っていたい〜!」と思ったところでSUP体験は終了。
楽しい時間はあっという間に終わりを迎えました。
着替えて時計を見ると、時間は午前11時。トータルの体験時間は約2時間でした。
SUP体験を終えての感想
体験前は以外と簡単にできるんじゃないかと思っていましたが、いざ乗ってみると思いの他不安定で、パドルの漕ぎ方のコツを掴むのも少し戸惑ってしまいました。
ですが、インストラクターさんが丁寧に教えてくれたり、周りの人を参考にやってみると慣れるのもそんなに時間はかからず、初めてのSUPでも楽しむことができました。
ただ「慣れてきた〜!もっとSUPに乗っていたい〜!」と思ったところで体験が終了したので、また何処かでSUPをやりたいです。
最初はかなり緊張していて周りの景色を楽しむ余裕もなかったのですが、湖の青さや周りの緑を見ながらのSUPはとても気持ちが良かったです。
私たちが四万湖に行った時は前日に雨が降った影響で、湖の色が青というより緑に近く、色が濁っている箇所もありましたが、晴れた日が続くと湖の中は透き通って見えるそうです。
それでもこの日は泳いでいる小魚も見え、湖の綺麗さが伝わってきました。
サーフボードを通してとはいえ、「水面の上を歩く」なんて普段なかなか出来ないので、非日常を味わいたい方やちょっとした癒しが欲しい方にはSUPおすすめです。
SUPの料金
群馬では約5,500円〜7,500円ほどで体験できます。
私が予約した際は、じゃらんでクーポンが配布されていて1人500円引きくらいにはなったので、行く時はクーポンがないか是非チェックしてみてください。
ログインが必要ですが、お得になるのでかなりおすすめです↓
全国各地のアクティビティで使えるので、SUPに興味がある方はキャンプや何かのついでに検討してみてください。