ホテルのチェックインを済ませ、少し遅いお昼ご飯に「添好運 (ティムホーワン)」の中環店にやってきました。
「添好運」はミシュランガイドで1つ星を獲得している「世界一安いミシュランのお店」と言われているお店です。
本格的な香港料理は高いイメージですが、お手頃な価格で美味しい点心を堪能できるなんて行かないわけには行きません。
早速、お店と実際に食べてきた料理を紹介します!
目次
添好運に来店
添好運の中環(セントラル)店にやってきました。
添好運はいつも行列ができているので、「行列がない時はラッキー」と聞いていたのですが、15時半すぎでも2列ほどの列ができていました。
「こんな時間でも列が…30分くらいは並ぶのかな」
と思っていたところ、店内の回転が予想以上に早くなんと5分ほどで中に入れました!
ここまで待たなくて良いなんて嬉しい予想外です。
並んでいる時に店員さんが渡してくれた注文用紙を持って、早速店内へ進みます。
添好運の点心で初香港ランチ
注文用紙には日本語の記載はありません。
私たちが渡されたのは中国語表記オンリーの注文用紙でしたが、英語と中国語が併記された注文用紙もあるようです。
席に案内されたら、点心の写真入りメニュー表があるのでそれを見て注文する料理を決められます。
私たちは事前にある程度食べたい料理をチェックしていたので、それとメニュー表を見ながら注文用紙に記載していきました。
では、料理を来た順番に紹介していきます!
注文したメニュー
一品目は鶏肉の入ったおこわ「古法糯米鶏」。
お米がもち米でもっちもちしてて、特に中の鶏肉が美味しい〜!
ただ、これがかなりお腹に溜まります(笑)。3人でちょうど良いくらいのボリュームだったので、2人以下の時はよく考えてからの注文をおすすめします。
あと中にしいたけ?が丸ごと入っていたので、きのこが苦手な人は気をつけてください。
二品目は4cmくらいあるエビ蒸し餃子「晶瑩鮮蝦餃」。
日本や台湾で食べるエビ蒸し餃子より大きめに感じました。
味はこのままでも美味しいのですが、唐辛子ペーストの少し辛い調味料などをつけて食べるともっと美味しかったです!
ちなみにこちらがその調味料。
少しピリ辛のソースから醤油、ウスターソースなど4種あるので色々試してみてください。
3品目は野菜とエビが入った蒸し餃子「潮州蒸粉菓」。
2品目のエビ蒸し餃子と一緒に来ました。
こちらの蒸し餃子ですが、ピーナッツのようなナッツと青ネギが入っていて、ナッツの食感が思いのほか良く、見た目以上に美味しかったです!
ナッツ入りの蒸し餃子なんて食べたことない、という方には一度は食べて欲しい一品です。
中華ソーセージが入った大根餅「煎臘味羅白糕」。
これはけっこう淡白な味だったので、調味料と一緒に食べた方が美味しかったです(笑)。
そしてこちらがチャーシュー入りメロンパンこと「酥皮焗叉燒包」。
見た目はやや小さめのメロンパンですが、中を開けると
チャーシューの餡が入っています。
メロンパンの甘さとチャーシュー餡のちょっとした甘辛いしょっぱさが絶妙にマッチしていて、これがもう美味しいんです〜!
「酥皮焗叉燒包」は添好運でも一押しのメニューとのことなので、お店に来たら頼んでみることをおすすめします。
なお、席に着いたらお茶が出されますが、これは日本のお通しみたいなもので料金がわずかに取られます。遠慮せずに飲んでおきましょう。
お会計は入口の右端で。
ここにチップを入れる箱がありますが任意です。
テイクアウトの注文もここでできます。
今回のランチの料金
・古法糯米鶏…$28
・晶瑩鮮蝦餃…$28×2
・潮州蒸粉菓…$12×2
・煎臘味羅白糕…$16
・酥皮焗叉燒包…$19
・お茶…$6
で合計$149。日本円にすると2,149円です。
これを3人で割って1人約700円でミシュランランチが食べられました。安すぎる〜!
添好運の感想とまとめ
15時半過ぎにも行列ができていたのには驚きましたが、それ以上に店内の回転スピードの早さと安さには驚きました。
個人的にチャーシュー入りメロンパンこと「酥皮焗叉燒包」と、野菜やエビと一緒にナッツが入った蒸し餃子「潮州蒸粉菓」は、初めての味と食感だったのでここで食べれて良かったです。
香港に来たら一度は足を運ぶ価値があると思うので、訪れた時は色んな点心を試してみてください。
ごちそうさまでした!
P.s 添好運は2018年4月に日本にもお店をオープンしました。場所は東京の日比谷。香港に中々いけない方はこちらにどうぞ。私もまたお店の味が恋しくなったら行ってみようと思います。