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台風でも飛行機が飛んだ!沖縄行きの旅行48時間前に台風が発生した話

先週、大人になって初めて沖縄に旅行へと行ってきました。

しかし出発の一週間ほど前に「台風の卵」が発生。

当初「消滅見込み」だったその「台風の卵」は、出発3日前にまさかの「台風発生見込」みに変化し、出発の約48時間前には「台風17号」へと変化しました。

結果として、出発が約1時間遅れとなっただけで済んだのですが「もしかして飛行機が飛ばないかもしれない…」と何度か思ったので、記録としてその時の状況を残しておきます。

出発3日前(72時間前)

「消滅見込み」の「台風の卵」は気にせず、ただ天気のことを心配していた私。

「予報を見る限り快晴じゃなくて曇りが多い。しかも雨マークもあるし、晴れたとしても最終日に少しだけかなあ」

と思っていたその時、トイレで出会った職場の同僚が言いました。

台風発生したけど、沖縄行くのいつだっけ?

え…?

台風が発生…?


正確にはまだ「発生見込み」だったのですが、「消滅見込み」が「発生見込み」へと変化していました。

「発生見込み」とはいえ、これは同僚が言ったように「台風発生」と言っても過言ではありません。

出発3日前にして、天気が「良さそう・悪そう」と心配する前に、飛行機が「飛ぶ・飛ばない、どっち!?」という問題が発生してしまいました。

「というか消滅見込みが発生見込みに変わったのなら、逆に消滅見込みに変わる可能性もまた0ではないのでは…?」

と淡い期待を持ちつつも、飛行機や宿、レンタカーのキャンセルについて一緒に行く友人たちと急いで確認を取りました。

出発2日前(48時間前)


淡い期待もむなしく「台風17号」が発生しました。

問題は昨日から心配している飛行機です。

これ飛ぶ?飛行機飛べる??

気象庁の台風情報を見ると、私たちが沖縄に到着する21日(土)18時頃は、沖縄本島から去り始めている様子が。

台風に向かって飛行機が飛ぶならまだしも、目的地から台風が遠ざかっていくなら飛ぶ可能性はまだあるのでは…?

だけど飛ばなかった時のダメージがでかすぎるので、まだそんな期待をするのは早すぎる…そう分かっているのに、どこか「大丈夫かもしれない」と頭の片隅で思っている自分もいました。

出発前日(24時間前)

「大丈夫かもしれない」と思っていた矢先、前日の昼、出発24時間前には、飛行機が次々と欠航を発表


一番発表が早かったのはこちらのJAL。

夕方出発前までの便は潔く欠航になっていました。

私たちが乗る予定のPeachもこの通り、


成田〜那覇は午前・午後と1便ずつしかないのですが午前の便はすでに欠航を発表。

どの航空会社も、沖縄へ向かう便は15時現地着くらいまでは欠航になっていました。

15時現地着といえば、その時発表されていた台風情報では、ちょうどその頃に本島の真横に台風があるような感じです。

台風が直撃ではなくとも、かなり本島に接近しているため、飛行機に台風による暴風の影響が出ることを懸念しての欠航発表だったのかと思います。

私たちが乗る便は14時40分発で、到着は17時45分着。

欠航は発表されていませんでしたが、JALの発表を見る限り「無理かもしれない」という雰囲気が友人間で高まっていました。

出発当日の朝


起きてすぐに気象庁のサイトで台風の動きをチェックしました。

到着予定時刻には沖縄本島から遠ざかっているものの、「台風の右側の勢力が強く、台風が過ぎた後も強風や大雨に注意」という情報が。右側といえば本島の方です。影響を受けそうな嫌な予感がします。

そして恐る恐るPeachの公式サイトから運行状況を確認してみると、まだ欠航の連絡はありません。

こ、これは飛ぶのでは??

と、期待して成田へ向かうと、その移動中、友人から連絡が。

欠航はしないみたいだけど、条件付きで飛ぶっぽいね

え?

再度、Peachの公式サイトを確認してみると、備考にこんな追記がありました。



定刻17:45 注意:悪天候のため出発地へ引き返す可能性あり。

と、飛ぶーーー!!!

だけど、引き返す可能性もあって思いっきり喜べない………!!!

よく飛行機を利用する同僚から「飛んでしまえばこっちのもんななんだけどね」と言われて来ましたが、「飛んでも駄目なパターンに今回遭遇してしまうのでは」と緊張した面持ちで成田空港へ向かいました。

成田空港へ着後

Peachのチェックインカウンター前に行くとこんな看板が。


台風のため引き返す可能性あり

ええ、知っていますとも…私サイトで確認しましたから。

しかし「飛ばないんじゃ…?」と不安に思っていただけに、欠航にならなかっただけでも一安心。

合流した友人と一緒に手荷物検査等を済ませ、出発ロビーへと向かいます。

出発ロビーに到着


時刻は14時すぎ。

お昼ご飯を食べながら搭乗案内を待っていると、間もなくして飛行機への搭乗案内が始まりました。

しかし、10分程で搭乗案内が一時停止。

沖縄の天候確認のため一時搭乗案内を停止いたします」というアナウンスが。

「飛ぶことは飛ぶ」と思っていた飛行機が、「飛ばずに欠航になるかもしれない」という可能性が出てきました。

5分起きくらいに流れる搭乗案内停止のアナウンス。

「遅延するのは全然良いから、とりあえず飛んで欲しい…」と淡い期待を持ちながら搭乗開始を待つ私たち。

しかし飛んでも引き返す可能性もあることや、友人の同僚の中には出発した空港ではなく伊丹空港など別の空港に着陸した人も居たことから、「そうなったらもう大阪で楽しんじゃう?!」「たこ焼きとかお好み焼き食べよう!!」「ホテルは大阪なら満喫でも何でも何かしら空いている」と気分はすっかり大阪に。

沖縄に行けないのは残念ですが、沖縄が駄目なら大阪や違う場所で思いっきり遊ぼうと、頭が半分切り替わっていました。

そして1時間ほど経った15時に、またアナウンスが。

搭乗案内停止についてのアナウンスかなと思っていたら、ここでまさかの

15時15分に出発することを決定しました

という発表が。

おお〜!」とわずかに上がる歓声。

それだけ「駄目かもしれない」と思っていた人が多かったのだと思います。いささかどんよりしていた搭乗ロビーの空気が、一瞬で明るい空気へと変わりました。

しかし現地が悪天候の場合は成田に引き返す可能性はまだあるとのこと。

油断は禁物で、手放しで喜べない状況ではありますが、無事沖縄行きは決定!


搭乗口からバスに乗り、飛行機へと向かいました。

飛行機に搭乗


搭乗を再開してから約30分後の15時45分、飛行機が動き出しました。

窓から外を見ると、整備士さんと思われる2名の方がこちらに向かって手を振っていたので「行ってきます…!私たち沖縄へ行ってきます…!」と強い気持ちで振り返しました。


16時、空へ。

15分くらい飛んだところで、機長から「18時頃から那覇空港周辺の風が、僅かではありますが弱まり始めるという情報から出発を少々遅らせました」とアナウンスが入りました。

私が見ていた台風による飛行機の影響予測でも、「影響大」の予測が夜(18時頃〜)になると「影響あり」に下がっていたので、18時前に到着するか否かで飛行機の欠航が決まると素人目線ですが感じていました。


そして18時10分に、再び機長からアナウンスが。

「未だ現地に強い風は吹いておりますが、ピーク時よりは徐々に弱まり、僅かではありますが到着している飛行機もございます

ということは…?

この飛行機も着陸に向けて下降体制に入っております。(略)シートベルトはしっかりとおしめください。」

那覇空港に到着することが確定…!

成田空港に引き返さず、沖縄に行けることが決まった瞬間でした。

那覇空港に到着


18時30分、那覇空港に到着。

現地は雨が降っていて風が特に強かったのですが、着陸は晴れた日かと思うくらい台風の影響を微塵も感じさせず、とても穏やかでした。

台風が来ている中、飛ぶのを決定してくれ、揺れの少ない穏やかな運転で私たちを沖縄まで運んでくれたパイロットの方や機長さんには、もう感謝の気持ちしかありません。

「めんそーれ」=「歓迎」「いらっしゃい」「ようこそ」という意味。

台風時に飛行機が飛ぶ可能性と、欠航する可能性

飛ぶ可能性のある時

台風の影響をもろに受ける時間帯からずれている

今回の私たちの様に、台風が来ていても影響をもろに受ける時間帯から1時間くらい遅延するだけで影響を避けられるなら、台風が来ていても飛ぶ可能性が高いです。

パイロットの運転が上手い(台風慣れしている等)

個人的にですが、今回の飛行機の運転の上手さは、私が乗った飛行機でもTOP3に入るくらいの安定感のある上手さでした。雨の日でいうと1番かもしれません。

台風時の強風でも利用客を不安にさせないくらい運転が上手なパイロット、判断が的確にできるパイロット方がいる場合は、「出発しよう」という判断をしてくれるのではないでしょうか。

欠航する可能性のある時

台風の影響をもろに受ける時間帯に発着する

天気予報などで、台風の位置や進路予想などを随時知ることができます。

それを見て、発着時に台風から受ける影響が強そうな場合は、欠航する可能性が高いです。

飛行機がない

それぞれの空港で飛行機が用意されているかと思いますが、別の空港から飛んできた1つの飛行機に新しい乗客が乗って、出発する場合もあるんです。

今回、私たちが那覇空港に降りた時にあるアナウンスがありました。

「○時出発予定の便ですが、先ほど飛行機が到着しましたので、搭乗案内が15分後になります。」

先ほど飛行機が到着=今私たちが乗ってきた飛行機のこと

まさしく、さっき着いたばかりの飛行機に今度は別の乗客が乗って出発、という流れです。

利用した航空会社はPeachでしたが、1つの飛行機で全国に飛び回っているとうケースは他の航空会社でもあるので、「あの航空会社の飛行機は飛ぶのにこっちは飛ばない…」というケースがあったら、飛行機が間に合っていない可能性があります。

パイロットが台風慣れしていない

台風時は普段よりも決断が多くなります。

「飛ぶか否か」「離陸するか否か」「引き返すか否か」「迂回するか否か」等、素人の私が思いつくだけでもこれだけあるので、パイロットの方はもっと色んなことを考えて運転をします。

ましてや考えるだけではなく、実際の経験値が重要になってくるので、パイロットによっては出発を諦めることもあるのではないでしょうか。

まとめ:絶対はないので事前の情報確認はお早めに

今回、台風が来ていても飛行機は飛んでくれましたが、様々な条件が重なって出発を決定しくれたと思います。

次回また同じPeachを使っても、台風の威力や向きが違うと飛ばないかもしれませんし、飛行機がなくて飛ばない可能性もあります。

ただ、ウェザーニュースなどで飛行機への影響予測は事前に知れるので、台風が発生したらすぐに確認してみることをおすすめします。

台風で飛行機が欠航するか否かも各航空会社は事前に公式サイトでお知らせしてくれるので、逐一確認していきましょう。

無事に目的地に付けることを祈っています。

P.s 電話やメールで航空会社に問い合わせても、台風の進路状況や速さによって「今は答えられません」と返ってくることがほとんどなので、公式サイトを確認するのが一番早いです。