1年ぶりに家のフローリングにワックスをかけました。前回初めてワックスがけに挑戦した時は失敗したりもしましたが、今回は一発できれいに完了!よ、良かった〜!
そこで今回は、「自分でワックスがけをしてみたい…でもうまくやれるか不安」という方に、必要な道具から手順、おすすめの塗り方まで順にご紹介していきます。
目次
フローリングのワックスがけに必要な道具
ワックスがけをするには以外と道具が必要です。あると便利な道具はこちら。
- ワックスがけ専用ワイパー「オールワックスワイパーEX」
- ムラなく塗るためのモップ「オールワックスモップ」
- ワックス剤(半年用)「allワックス」
- ワックス剥離用の液体「ワックスはがし上手」
- ワックスを剥がす時に使う「カーボンはがしヘラ」
- ワックスから手を守る「ごむ手袋」
- 余計な所にワックスが付かない用に防ぐ「マスキングテープ18mm」
ちなみにワックス剤は半年用の他に、1年用の「ハイプロテクトワックス」というのもあります。
少々値が張るのですが、半年後にまたワックスかけるの面倒だなと思う人はこちらがおすすめです。私もワックスがけ2回目の今回は、こちらを使用しました!
ワックスがけに必要な準備
1.床をきれいにする
ホコリや髪の毛など、ワックスに紛れ込んでは困るゴミを掃除機などを使って取り除きます。クイックルワイパーのドライシートなどでの掃除でも構いません。
2.床を拭き掃除する
掃除機では取りきれない皮脂よごれなどを水拭きで取ります。クイックルワイパーのウエットシートなどでも構いません。
3.床を乾かす
乾いたら準備OK!これでワックスが塗れる準備が出来ました。
補足
フローリングに水染みなどがあり、それらを綺麗にしたい場合はこの準備の時点で「ワックスの剥離」が必要となります。
水染みは拭いても取れない、白い跡のように残っています。「もしかしてアレのことかも?」と思った人は、私が初めてワックスがけに挑戦した前回の日記も見てみてください。
こちらにはワックスがけに失敗したことの事を詳しく書いているので、失敗を避けたい方は参考にしてみてください。
おすすめのワックスの塗り方とポイント
まずワックスを塗る基本的な手順はこの通りです。
- ワックス用のシートまたはモップを用意し、容器にワックスを入れる
- 部屋の奥からフローリングの板目に沿ってワックスを塗る
- 乾いたらワックスがけ完了!
- 初めて塗る時は2回目を塗る
これだけなのですが、初心者が失敗しないためにはちょっとしたコツが必要です。それを1つずつ紹介しておきます。
1.ワックスがけの動画を見てイメージトレーニングしておく
初心者が文章を読んだだけで分かった気になって実践するのと、動画で実際の動きを見てイメージを掴んでから実践するのとは訳が違います。
失敗した後に「やり方が違っていたんだ」とならないためにも、動画を見てやり方を少しでも知っておくことが大事です。
ワックス剤の「allワックス」のページ(画像3つ目を参照)にも使い方のビデオ動画が付いているので、初めてワックスがけを自分でやる場合は動画をみて実際の動きを掴んでおきましょう。
2.塗る時は進んでは戻りながら塗る
動画を見た方なら分かると思いますが、ワックスを塗り進める際は、「進んだら戻らない」というわけではなく、「進んだら多少手前に戻りつつ、先を塗っていく」というやり方が多いです。
進んだら半分戻ってまた進む、という「半分重ねる」やり方をしています。これは塗り残しを避けるためです。
実際に「半分重ねる」やり方をした方がきれいに塗れるので、焦らずゆっくりと塗り進めてみてください。
3.後半はモップにつける液を少し抑える
ワックスを塗った箇所が透明になっていればOKなのですが、液が多いと白い液が見えることがあります。これはワックスの量が多い証拠です。
まだ半分以上塗る箇所がある場合はその白い液を伸ばして透明にすることができますが、終わり間際だと伸ばせる箇所がなく、液が溜まってしまいます。
私の場合、4.5畳のフローリングに塗っている時「液がかすれてきたなー」と思って液をつけ足すと、規定量なのに何故か白い液が見えることがありました。
毛先に液がなくなってきただけで、全体にはまだ残っていたようです。
なので、後半は容器に液を入れる量を規定量よりも気持ち少なめにして、少しずつ塗ってみてください。
1回分の液で2〜3列塗れていた場合は1列ずつ塗る、というような気持ちで液を少なめに足していった方が後半失敗せずにすみます。
4.2度塗り前の乾燥時間は多めに取る
ワックスがけは湿度や気温、天候など色々なものに左右されます。
私が前回、初めてワックスがけに挑戦した時は慎重を期して、とても天気の良い日にワックスがけを行いました。
1回目を塗り終わり、ワックス剤のボトルに書いてあった「完全に乾かします(約30分)」という使用方法を守り、更に30分置きました。そして計1時間後に手で乾いているかを確認してから2度目のワックスがけに挑みました。
しかし2度目のワックスの最中に、1度目に塗ったワックスが剥がれてきたのです。
最初はゴミがモップに紛れていたのかと思いましたがワックスでした…その時の日記がこちら。「床の白い跡をキレイにするためフローリングの剥離&ワックスがけに挑戦!失敗と成功の24時間」
前回の私のような失敗を避けるためにも2度塗りの前は出来れば3時間、慎重を期すなら半日以上置くことをおすすめします。
自分でするワックスがけについてのまとめ
失敗を避けるための、おすすめの塗り方はこの4つです。
- ワックスがけの動画を見てイメージトレーニングしておく
- 塗る時は進んでは戻りながら塗る
- 後半はモップにつける液を少し抑える
- 2度塗り前の乾燥時間は多めに取る
やり方を読んだり動画を見ても、実際やってみないと分からないことも出てきます。なのでワックスを塗る部屋や廊下がいくつかあるなら、一番狭い部屋または廊下から練習としてやってみてください。
私は練習できる部屋がなかったので一発勝負でしたが、初めてのワックスがけの時は見事に失敗しました。今なら笑って話せますが、失敗すると剥離からやり直しなので体力と時間をかなり使います。
初めてワックスがけに挑む方は、上記のコツを是非少しでも覚えておいてください。そしてフローリングをピカピカにしちゃってください。影ながら成功をお祈りしております。
はっ………キッチンや脱衣所に最適な防水タイプのワックス剤なんてのもあった…(知ってたらこっち買ってた)