群馬県のみなかみ町にある「湯島オートキャンプ場」で人生3回目のキャンプをしてきました。
源泉掛け流しの温泉があり、川遊びも楽しめるキャンプ場です。
目次
湯島オートキャンプ場で夏キャンプ
チェックイン
チェックインはキャンプ上の手前にある「まんてん星の湯」で済ませます。
「まんてん星の湯」は源泉掛け流しの温泉施設なのですが、受付のある1Fにはなんと野菜売り場までありました。
まんてんファーム「まんてん星の湯の畑で自家栽培した野菜の収穫が始まりました!」とあります。
品揃えはとても豊富で、トマトやピーマン、ししとうなど様々な野菜が揃っています。
玉ねぎはこの時だと大きめサイズが5個入りで100円という安さで販売されており、オススメ料理の紹介も。
事前に野菜を買って来なくても、ここに来れば採れたて新鮮でしかも安い野菜が一通り揃うようになっています。
キャンプ場へ
受付で「キャンプ場までの道」と「ご案内」が載った用紙を貰いキャンプ場へ。
車で5分程走り、
湯島オートキャンプ場に到着しました!
写真には写っていませんが、この左右奥と広範囲にテントが設置できる場所があります。
管理棟でレンタル品の受け取り
湯島オートキャンプ場の入口にある「管理棟」。
ここでは、レンタル品の貸し出しをしており、薪や炭、ホワイトガソリン、ガス、マントル、着火剤等の販売などもしています。
入浴時間が14時~19時までと決まっていますが、中には露店風呂温泉もあります。
レンタル品の料金(予約必須)
テント(インナーマット付) | 5人用(コールマンBCドーム) | 2,300円 |
寝袋(シュラフ) | 400円 | |
毛布 | 200円 | |
蛍光灯ランタン | 1,200円 | |
ガソリンランタン | 燃料・マントル付 | 1,800円 |
テーブル | 1,000円 | |
バーベキューコンロ | 網・鉄板付 | 1,000円 |
バーベキュー・飯ごう炊さん用 炉 | BBQエリア及び炊事棟 | 500円 |
たき火台 | 1,000円 | |
鉄板 | 300円 | |
網 | 100円 | |
調理器具 | 鍋・フライパン・包丁等 | 各100円 |
全て税込料金です。
サイト(区画)へ到着
今回選んだのはこちら。
なんと、サイト内に舗装された駐車スペースがあり、車のすぐ近くにテントが張れるんです。
時間は既にお昼過ぎ。早速、設営開始です!
去年のキャンプではテントやタープ、寝袋など、必要なものをほとんどレンタルしたのですが、今年のテントは友人家族が持っていたものを使用。
テントの設営時間はというと、
5分もかからず終了〜!(タープの設置時間は除く)
ポールを差し込むだけで、簡単に立ち上がりました。
すごい…これからテントを買おうとしている初心者は絶対にこういう簡易設営ができるテントが良いです。この日は雨が降ったり虫もけっこういましたが、全く問題なく快適に過ごせました。
キャンプ場内を散策
炊事場
キャンプ場、中央にある炊事場。
どこのエリアからでもアクセスがしやすい場所にあります。
ここでお水を汲んだり、野菜を洗ったり、歯を磨いたり。
「管理棟」にも貼ってありましたが、Free Wi-Fiの案内がありました。時間制限無しで利用できるので、見かけたらSSIDとパスワードのメモは必須です。
トイレ
トイレは「管理棟」にも1つだけありますが、キャンプ場の奥にはトイレ専用の建物があります。女子トイレだと8個室くらいあったので、家族連れや複数人いる時の利用にはこちらのトイレがおすすめです。
赤谷川
トイレと管理棟への間には、山に囲まれた「赤谷川」という川が流れています。
川の深さは前日までの降水量によると思いますが、この時だとひざ下くらいで子供も安心して遊べる深さでした。
冷たくて気持ちが良く、暑さで火照った体がどんどん冷えていきます。
私の地元の県では田舎でもあまり見なくなった赤とんぼもたくさん飛んでいました。
ここでドリンクを冷やしたり、フルーツを冷やすのも良さげです。
大人も楽しめるので、この川だけでも「湯島オートキャンプ場に来て良かった〜!」と思えるくらい気持ち良かったです。
暑い日の川遊びは本当に最高でした。
お風呂
管理棟の中にある、露店風呂温泉。
歩いていける距離にあるので、テントからでも川遊びをした後でもさっと行って帰ってこれます。
ただ、洗い場数が女子風呂だと4つしかなかったので、家族や同伴者が多い時は空いている時間を狙うか、チェックインをした「まんてん星の湯」に行った方が良いです。
バーベキュー開始
今年も友人が持ってきてくれたバーベーキューコンロで肉を焼いていきます!
今年は分厚いステーキ肉を買ってみました。肉!肉!
チーズフォンデュにも挑戦です。(写真を撮り忘れましたが、ブロッコリーなどの野菜と合わせて楽しみました)
朝ごはんには、昨夜余ったじゃがいもとピザの風のフランスパンを。
食べる前は「キャンプの朝ごはんにパン…?そんなん家でもできるでしょ」的な友人の反応の悪さが、一口食べると「なにこれパリっとして美味しい」と一転。
本当はもっと凝ったレシピにした買ったのですが、とりあえず喜んで貰えて良かったです。
そしてデザートにはキャンプ初のデザート、桃を。
桃は来る途中の道の駅で買ったのですが、これが硬さも甘さもちょうど良くて、めちゃくちゃ美味しかったです!
裏手の川で20分程冷やしたのも良かったのかもしれません。
試したことのない人はキャンプにフルーツも是非持ってきてみてください。
就寝
今回、私だけ寝袋(シュラフ)をレンタルしたのですがそれがこちら。
裏地が付いていて、去年レンタルした寝袋より心持ち分厚い感じがして暖かそうです。
去年のキャンプで学んだ「夏でも標高が600前後以上あるキャンプ地の夜は冷える」という教訓を肝に、一応毛布もレンタルしておいたのですが結果…
「寝る時は寝袋の中に入ると暑く、下に毛布と一緒にひいて就寝。しかし、夜中には寒さで目が覚め、寝袋+足元に毛布で寝るのがちょうど良かった」です。
ちなみにこの日の気温は最高36度、最低が22度と天気アプリで表示されており、友人はマイナス5度でもいけるマミー型の寝袋で寝ていましたが、逆に「暑くて起きた」そうです。
湯島オートキャンプの標高は400mくらいですが、やはり夏場の夜は冷え込み、寝袋の種類によって「寒い」「暑い」が分かれるので、寝袋をレンタルする場合は一緒に毛布も借りておくことをおすすめします。
注意点
湯島オートキャンプではゴミは全部お持ち帰りです。
炭だけは捨てる場所がありますが、それ以外の生ゴミやペットベトルなどは持って帰る必要があるので、袋は余分に用意しておいた方が良いです。
湯島オートキャンプ場の感想
キャンプ3度目にして、初めてサイト内に駐車スペースがあるキャンプ場を体験したのですが、これが思った以上に快適でした。
車からの荷物の出し入れが本当に楽で、もうサイト内に駐車スペースがあるキャンプ場しか選べない気がします。
それと川の存在が大きく、暑さで上昇した体温を下げることができたのがとても良かったです。
また、管理棟にいたスタッフの方がとても親切で、着火剤を切らして新しいのを買おうとしたところ、「何したいの?それならこれをおまけであげるよ」と初心者感が抜け切らない私たちにこれをくれました。
そう、旅館などの一人用鍋を温める時によく目にするアレ「固形燃料」です。
火が中々炭に定着せず、度々消えては着火していたのですが、「固形燃料」を置くと火が全く消えず、すぐに火を起こせることができました。
「来年はこれ絶対買っていこう…!」そう思えるくらいめちゃくちゃ便利でした…!
あと湯島オートキャンプ場には、ベテランのキャンパー勢がたくさん居て、その設営スタイルを近くで見れるのも良かったです。
ちょっとしたキッチンというか家になっていて、「あれ雑誌とか本で見たことあるある!」というようなテントが多く、見ているだけでとても勉強になりました。
自分たちでのテント設営は去年のキャンプに引き続き2度目でしたが、来年は今よりもっとスマートに色々できるよう準備をしておこうと思います。